発明家になるチャンス!特許料がお安くなります。

スタートアップに朗報! 特許料が3分に1に軽減されることが決定、4月以降 | TechCrunch Japan
特許庁によれば、平均的な内容の国内・国際出願で約60万円かかる特許料が21万円程度に軽減されるという。軽減措置は2014年4月以降に審査請求が行われた場合に適用され、2018年3月までの時限措置となる。

ニュースによると特許料が3分の1だそうです。3Dプリンタとかウェアラブル端末とかいろいろかしましいので、一攫千金を夢見てこの辺の本とか読んでみようかしら。

ITナビゲーター2014年版

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ちなみにもともと『発明家』というのは憧れの職業なので、以前から発明本とか発想法の本とか読んでました。

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古い本なので、具体的な出願方法とかは事前に調べなおさないといけないと思いますが、発想法はためになったのでご紹介。

第8章 あなたもできる発明のコツ

  • 腹立ちは発明の“金の卵”だ
    • 「クソッ!」腹が立つところに発明がある

不快感情の裏には必ず具体的な原因があります。ケガの原因。叱られた原因。喧嘩の原因。うまくいかない原因。…必ず具体的な原因があります。

原因が見つかれば、それを取り除くことができます。これが、発明になるのです。

  • “不”を突き詰めよう
    • 小さな“不”を見逃すね

一度不快感情を見逃すと、その感受性が鈍ります。どんな不快感情も見逃してはいけないのです。

  • ケチをつけながらアイデアを出す
    • ケチをつければアイデアが見えてくる

欠点や短所を見つける能力は、アイデア発想や新製品開発の手法に、大きな効果を発揮します。

一度欠点のすべてを洗い出し、たくさんの欠点の中から一番の欠点は何かを分析する。そして、最大の欠点の逆を考えるのです。それが有用な発明手法になります。

  • しつこい観察がヒット商品を生む
    • 「見る」ではなく「観る」

「観る」は、理由を考えながら観察するのです。アイデアは「観る」からヒントを見つけることが多いのです。

  • 新用途の工夫から新たな発明が生まれる
    • 廃材やゴミが有用な発明に生き返る
  • 良い発明を生むコツ
    • 普通人には普通人のやり方がある

「悪いアイデアでもよいから出す」と割り切る。ただし、1つのテーマにたくさんのアイデアを出します。愚案、珍案、奇案、改悪案、迷案…こうした悪いアイデアをたくさん出すのです。
すると、面白いもので、たくさんアイデアを出すと、その中にグッドアイデアが含まれているものです。
つまりアイデアは、まずたくさんの量を出すことを心がけるべきです。そして量ある中から、一番良いアイデアを選択する。これが効果的なアイデアの発想方法です。
「良いアイデアは、出した量に比例する」これが創造工学の原則なのです。

  • イデアは半歩前進、半歩改良でやろう
    • 大振り三振、尻もちをつく

イデアは、テーマの選び方が大切です。

自分に不相応な高いところを選ぶと、労多くして得るところが少ないです。
自分の技術や知識でてきることを、発明テーマに選ぶことが必要です。そのためには、あくまでも自分の足元に注目します。つまり自分の仕事や生活範囲の中から選ぶのがよいのです。
野球でも、「大振り、空振り、三振のもと」という戒めがあります。ホームランをねらうよりも単打主義が成功するのです。
しかも工夫は、一歩前進より、半歩前進を繰り返しながら、改良と工夫を積み重ねていくのです。いきなり飛躍発展しようとしても、無理があります。

なるほど。小さなことからコツコツと、ですね。


もし『発明家』になれたら、次は『未来学者』に進化したいので、これも精進しましょう。先が見えない時代なので、あまり深刻にならず愉快に生きていきたいです。


(第2版がでてました)