「コーラン(上)」読了

三分冊の上巻を読み終えました。

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

興味深かったのは

天にあるもの、地にあるものすべてはアッラーに属す。

そして、その貸し借りで利息を取ることを禁じています。

アッラーは(最後の審判の日には)利息の儲けをあとかたもなく消して、施し物には沢山利子をつけて返して下さる。

ちなみに、ユダヤ教も同じように利子をとることは禁止だそうですが、異教徒からは利子をとっていいので、ユダヤ人=高利貸し、というイメージになっているそうです。

一神教は、ユダヤ教キリスト教徒もそうですが「神との契約」です。それで契約する人としない人がいて、その反目がずっと続きます。全員強制契約でプレインストールにすればいいのに、と思う私はたぶん一神教が理解できてないですね…。(多神教は信仰や崇拝の対象を選ぶ自由があるので、あらかじめプレインストールされていない理由になると思うのですが…)