「ワークシフト」読了
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- 作者: リンダ・グラットン,池村千秋
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: ハードカバー
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読了といってもずいぶん前に読んでそのままになってた。メモがでてきたので、覚えがき。
私たちは三つの面で従来の常識を<シフト>させなければならない。
①ゼネラリスト的な技能を尊ぶ常識を問い直すべきだ。専門技能の連続的習得
②職業生活とキャリアを成功させる土台が個主義と競争原理であるという常識を問い直すべきだ。
③どういう職業人生が幸せかという常識を問い直すべきだ。
①は言い切れないと思う。ツールが安く誰でも手に入るので、やろうと思えば全部自分でできてしまう。小規模のセミプロな人ほどゼネラリストでないといけなくなりそう。爆発的に売れると分業化が可能なのでスペシャリストでいいのかも。ここでいっているゼネラリストが大企業の上流にいる人たちのこととすると、確かに役立たずになるのかも。
未来を形作る5つの要因
①テクノロジーの進化
②グローバル化の進展
③人口構成の変化と長寿化
④社会の変化
⑤エネルギー・環境問題の深刻化
④の社会が激変中でついていけてない。未来どころか現在の状況把握が…みんなできているのだろうか。
ドラッガーは「すでに起こった未来は、体系的に見つけることができる」といい、調べるべき領域は5つあるという。
①人口構成の変化
②知識の領域の変化
③他の産業、他の国、他の市場の変化
④産業構造の変化
⑤組織の内部の変化
①~④は久しく言われてきて実感もできるけど、⑤がどうなるか未知数。組織というと「離脱・発言・忠誠」という本が話題になってたので、読もう読もうと思ってまだ読んでない。まあ読むまでもなく、もちろん私は離脱タイプ。実害をなるべく蒙らないでうまく流されていきたいなあ。
離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応 (MINERVA人文・社会科学叢書)
- 作者: A.O.ハーシュマン,Albert O. Hirschman,矢野修一
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2005/05
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